LinuCレベル1 ファイル・ディレクトリの操作と管理 問25
ファイル・ディレクトリの操作と管理/ファイルの配置と検索FHS(Filesystem Hierarchy Standard)におけるディレクトリの用途の説明として、適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル1の出題範囲「ファイル・ディレクトリの操作と管理」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A/opt は、カーネル本体や初期RAMディスクなど、システムの起動処理に必要なファイルを置く
- B/srv は、接続された周辺機器やディスクを表すデバイスファイルを、カーネルが自動で作って置く
- C/usr/local は、ディストリビューションのパッケージとは別に、管理者が独自に導入したソフトウェアを置く
- D/boot は、各利用者が作成した個人的な設定ファイルや作業データを、ユーザー名ごとに分けて置く
正解:C
解説
FHSでは、/usr/local はそのホストの管理者がローカルに導入するソフトウェア(ソースからビルドしたもの等)のための階層とされ、ディストリビューションのパッケージ更新で上書きされないようになっています。ソースから make install する場合の既定の導入先が /usr/local であることが多いのはこのためです。/opt は追加のアプリケーションパッケージをまとめて置く場所、/srv はWebやFTPなどそのホストが提供するサービスのデータを置く場所です。カーネルと初期RAMディスクは /boot に、デバイスファイルは /dev に、利用者の個人データは /home 以下に置かれます。
選択肢ごとの解説
- A誤り。カーネル本体や初期RAMディスクなど起動に必要なファイルを置くのは /boot です。/opt は追加のアプリケーションパッケージを置く場所です。
- B誤り。デバイスファイルを置くのは /dev です。/srv は、そのホストが提供するサービス(Web・FTP等)のデータを置く場所です。
- C正しい。パッケージ管理の外で管理者が導入したソフトウェアのための階層です。
- D誤り。利用者ごとの個人的なファイルを置くのは /home 以下です。/boot は起動に必要なカーネル等を置く場所です。