過去問ドリル

LinuCレベル1 ファイル・ディレクトリの操作と管理 問33

ファイル・ディレクトリの操作と管理/ファイルの配置と検索

FHS(Filesystem Hierarchy Standard)において、システムの起動以降に作られる実行時の情報(デーモンのプロセスIDを記録したファイルやUNIXドメインソケットなど)を置き、起動処理の初めに内容が消去されるディレクトリはどれか。

当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル1の出題範囲「ファイル・ディレクトリの操作と管理」に対応。実際の試験問題ではありません)

正解:C

解説

FHS 3.0では、起動以降の実行時の可変データを置く場所として /run が定められており、その内容は起動処理の初めに消去されることになっています。現在の多くのディストリビューションでは /run はtmpfs(メモリ上のファイルシステム)としてマウントされ、以前の /var/run は /run へのシンボリックリンクになっています。再起動をまたいで保持したい状態情報は /var/lib に置きます。

選択肢ごとの解説

  • A誤り。/var/lib はパッケージ管理のデータベースなど、アプリケーションの状態情報を再起動後も保持するために置く場所です。
  • B誤り。/srv は、そのシステムがWebやFTPなどで外部に提供するデータを置くディレクトリです。
  • C正しい。/run は実行時の可変データを置く場所で、起動処理の初めに内容が消去されます。
  • D誤り。/opt は、ディストリビューションとは別に追加するアプリケーションのパッケージを置くディレクトリです。
LinuCレベル1の問題を演習モードで解く