LinuCレベル1 ネットワークの基礎 問34
ネットワークの基礎/インターネットプロトコルの基礎ICMPに関する説明として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル1の出題範囲「ネットワークの基礎」に対応。実際の試験問題ではありません)
- ATCPのコネクション上で運ばれ、7番ポートでエコー要求を受け付ける
- BUDPの上で動作し、ポート番号でpingとtracerouteの通信を区別する
- Cアプリケーション層のプロトコルで、名前解決の結果を通知するために使う
- DIP層でエラー通知や疎通確認に使われ、TCPやUDPのようなポート番号を持たない
正解:D
解説
ICMP(Internet Control Message Protocol)は、IPと同じネットワーク層で動作し、宛先に到達できないことなどのエラー通知や、pingによる疎通確認(エコー要求・エコー応答)に使われるプロトコルです。IPヘッダのプロトコル番号で識別され、TCPやUDPのポート番号の概念は持たず、代わりにタイプとコードでメッセージの種類を表します。そのため、ファイアウォールでICMPを制御するときは、ポート番号ではなくICMPのタイプを指定します。IPv6ではICMPv6が使われ、近隣探索などの役割も担います。
選択肢ごとの解説
- A誤り。ICMPはTCPの上では運ばれません。7番ポートはTCP/UDPのechoサービスのもので、pingが使うICMPのエコー要求とは別物です。
- B誤り。ICMPはUDPの上で動作するプロトコルではなく、ポート番号も持ちません。メッセージの種類はタイプとコードで区別します。
- C誤り。ICMPはネットワーク層のプロトコルで、名前解決はDNS(主にUDP/TCPの53番)が担います。
- D正しい。ICMPはIP層のプロトコルで、ポート番号を持たずタイプとコードでメッセージを区別します。