LinuCレベル1 オープンソースの文化 問12
オープンソースの文化/オープンソースの概念とライセンスApache License 2.0の特徴として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル1の出題範囲「オープンソースの文化」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A派生物全体に同じライセンスの適用を求めるコピーレフト型で、改変物のソース公開が必須である
- Bネットワーク越しにサービスとして提供するだけの場合でも、利用者へのソース提供を求めている
- C寛容型のライセンスで、貢献者から利用者への特許ライセンスの許諾が条文に明記されている
- D改変したファイル単位でソース公開を求め、それ以外のファイルとは別ライセンスで組み合わせられる
正解:C
解説
Apache License 2.0は、MITやBSDライセンスと同じく寛容(permissive)型のライセンスで、改変したものを非公開のまま再配布することも認めています。再配布の際には、ライセンス文の同梱、NOTICEファイルの保持、変更したファイルへのその旨の表示などが求められます。特徴的なのは、貢献者がその貢献に関わる特許の利用を利用者に許諾する条項が明記されている点で、その作品について特許侵害の訴訟を起こした者は、許諾されていた特許ライセンスを失うという規定もあります(著作権のライセンスまで終了するわけではありません)。
選択肢ごとの解説
- A誤り。これはGPLのようなコピーレフト型の説明です。Apache License 2.0は改変物を非公開で再配布することも認めています。
- B誤り。これはAGPLの特徴です。Apache License 2.0はネットワーク越しの利用者へのソース提供を求めていません。
- C正しい。寛容型のライセンスで、貢献者から利用者への特許の利用許諾が明記されている点が特徴です。
- D誤り。これはMPL(Mozilla Public License)のようなファイル単位のコピーレフトの説明です。