LinuCレベル1 オープンソースの文化 問11
オープンソースの文化/オープンソースのコミュニティとエコシステムオープンソースプロジェクトの開発体制における「メンテナー(コミッター)」の説明として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル1の出題範囲「オープンソースの文化」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Aプロジェクトに寄付をした企業や個人のことで、その金額に応じて開発方針を決める権限を持つ
- B寄せられたパッチやプルリクエストをレビューし、リポジトリへ取り込む権限と責任を持つ
- Cプロジェクトのソフトウェアを利用しているだけの人のことで、開発には関わらない立場である
- D公開されたソースコードを複製し、元のプロジェクトとは別の名前で独自に開発を続ける人である
正解:B
解説
多くのオープンソースプロジェクトでは、誰でもバグ報告やパッチ・プルリクエストを送れる一方、それをレビューして正式なリポジトリへ取り込む(コミット・マージする)権限は、メンテナーやコミッターと呼ばれる一部の開発者が持っています。メンテナーは品質や設計方針に責任を持ち、長く貢献して信頼を得た参加者がこの役割に加わるのが一般的です。議論はメーリングリストや開発サイトの課題管理、掲示板などで公開の場で行われることが多く、利用者もそこへ参加できます。
選択肢ごとの解説
- A誤り。寄付者やスポンサーがいるプロジェクトもありますが、寄付の額によって開発方針を決める役割をメンテナーとは呼びません。
- B正しい。メンテナー(コミッター)は、提案された変更をレビューして正式に取り込む権限と責任を持ちます。
- C誤り。これはユーザー(利用者)の説明です。利用者もバグ報告などでコミュニティに参加できます。
- D誤り。これはフォークの説明で、プロジェクト内で変更の取り込みを担うメンテナーとは異なります。