LinuCレベル1 リポジトリとパッケージ管理 問31
リポジトリとパッケージ管理/yumコマンドによるパッケージ管理RHEL系のシステムで、yum(dnf)全体の動作を決める設定、たとえば並べてインストールしておくカーネルの数(installonly_limit)やGPG署名検査の既定値(gpgcheck)を [main] セクションに記述するファイルとして適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル1の出題範囲「リポジトリとパッケージ管理」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A/etc/yum.conf
- B/etc/yum.repos.d/ 以下の .repo ファイル
- C/etc/pki/rpm-gpg/ 以下の鍵ファイル
- D/var/cache/dnf/ 以下のファイル
正解:A
解説
/etc/yum.conf は yum 全体の動作を設定するファイルで、[main] セクションに installonly_limit、gpgcheck、keepcache などの全体設定を記述します。RHEL 8以降では yum は dnf として動作し、/etc/yum.conf は /etc/dnf/dnf.conf へのシンボリックリンクになっています。個々のリポジトリの取得元や有効・無効などは、/etc/yum.repos.d/ 以下の .repo ファイルにリポジトリごとのセクションとして記述します。
選択肢ごとの解説
- A正しい。/etc/yum.conf(RHEL 8以降は /etc/dnf/dnf.conf へのリンク)の [main] セクションに、yum全体の動作を記述します。
- B誤り。.repo ファイルには、リポジトリごとのセクションに取得元のURLや有効・無効などを記述します。全体の動作を決める [main] セクションを書く場所ではありません。
- C誤り。/etc/pki/rpm-gpg/ には、パッケージの署名を検証するためのGPG公開鍵が置かれます。yumの動作設定を書くファイルではありません。
- D誤り。/var/cache/dnf/ は、リポジトリのメタデータやダウンロードしたパッケージのキャッシュを置く場所で、設定ファイルではありません。