LinuCレベル1 セキュリティ 問32
セキュリティ/クラウドセキュリティの基礎パブリッククラウドの仮想マシンは、事業者の計画メンテナンスにより、通知のうえで再起動や別の物理ホストへの移動が行われることがある。利用者側の備えとして適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル1の出題範囲「セキュリティ」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Aインフラの保守は事業者の責任範囲なので、利用者は通知を確認する必要も対策をとる必要もない
- BOSの起動時にサービスが自動で立ち上がるよう設定し、重要な処理は複数の仮想マシンに分散する
- Cメンテナンス中も揮発性ストレージは保持されるので、再起動の前に重要なデータをそこへ退避する
- D再起動の影響を避けるため、OSの更新も適用せず、仮想マシンを一度も停止しない運用に固定する
正解:B
解説
クラウド事業者は物理ホストの保守のため、仮想マシンの再起動や移動を伴うメンテナンスを行うことがあり、多くの場合は事前に通知されます。利用者は、再起動後にサービスが自動で復旧するよう設定しておくこと、1台が止まっても業務が続くよう複数台・複数の区画に分散しておくこと、通知を確認して影響の少ない時間帯に計画的に対応することで備えます。揮発性ストレージは再起動や移動で内容が失われうるため、重要なデータは永続的なストレージに置きます。
選択肢ごとの解説
- A誤り。物理基盤の保守は事業者の責任でも、仮想マシン上のサービスをどう継続させるかは利用者が考える必要があります。
- B正しい。再起動後の自動復旧と、複数台への分散によって、メンテナンスによる停止の影響を小さくできます。
- C誤り。揮発性ストレージは停止や別ホストへの移動で内容が失われうるため、重要なデータの退避先には使えません。
- D誤り。事業者側のメンテナンスは利用者が止められるとは限らず、OSの更新を止めるとセキュリティ上のリスクも高まります。