LinuCレベル2 DNSサーバー 問20
DNSサーバー/BINDの設定と管理chrootを使わずに動かしているBINDのnamed.confに、次の記述がある。namedがこのゾーンのデータを読み込むファイルとして適切なものはどれか。 options { directory "/var/named"; }; zone "example.com" IN { type master; file "example.com.zone"; };
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「DNSサーバー」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A/etc/named/example.com.zone
- B/etc/example.com.zone
- C/var/named/example.com.zone
- D/var/named/data/example.com.zone
正解:C
解説
zone文のfileに相対パスを書くと、options文のdirectoryで指定した作業ディレクトリを基準に解釈されます。この例では /var/named/example.com.zone が読み込まれます。named.confが置かれているディレクトリが基準になるわけではありません。directoryの既定の設定はディストリビューションによって異なり、RHEL系では /var/named、Debian系では /var/cache/bind が使われています。
選択肢ごとの解説
- A誤り。/etc/named/ はRHEL系で追加の設定ファイルを置くことがあるディレクトリですが、相対パスの基準にはなりません。
- B誤り。named.conf(/etc/named.conf)の置き場所は、fileの相対パスを解釈する基準にはなりません。
- C正しい。fileの相対パスは、options文のdirectoryで指定した /var/named を基準に解釈されます。
- D誤り。/var/named/data/ はRHEL系でnamedの統計やデバッグ出力の置き場として使われるディレクトリで、この設定の基準ではありません。