LinuCレベル2 DNSサーバー 問11
DNSサーバー/BINDの設定と管理BIND以外のDNSサーバーソフトウェアに関する説明として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「DNSサーバー」に対応。実際の試験問題ではありません)
- AUnboundは権威サーバー専用のソフトウェアで、ゾーンファイルを読み込んでゾーン転送を行う
- Bdnsmasqは大規模なISP向けの権威サーバーで、DHCPサーバーの機能は備えていない
- CPowerDNSはnamed.conf形式の設定しか扱えず、データベースをバックエンドにできない
- DNSDは権威サーバー専用のソフトウェアで、再帰問い合わせ(キャッシュサーバー機能)は提供しない
正解:D
解説
BIND以外にも、用途を絞ったDNSサーバーソフトウェアが広く使われています。NSDは権威サーバーの機能だけを持ち、再帰問い合わせには応答しません。Unboundは逆に、キャッシュサーバー(フルサービスリゾルバ)として設計されたソフトウェアで、DNSSECの検証にも対応しています。dnsmasqは小規模ネットワーク向けにDNSのキャッシュ・転送とDHCPなどをまとめて提供し、PowerDNSはデータベースなど多様なバックエンドにゾーン情報を置ける点が特徴です。
選択肢ごとの解説
- A誤り。Unboundはキャッシュサーバー(フルサービスリゾルバ)として設計されたソフトウェアです。権威サーバー専用なのはNSDです。
- B誤り。dnsmasqは小規模ネットワーク向けの軽量なソフトウェアで、DNSのキャッシュ・転送に加えてDHCPやTFTPの機能も備えています。
- C誤り。PowerDNSはゾーン情報をMySQLやPostgreSQL等のデータベースに置けるバックエンドの仕組みが特徴です。
- D正しい。NSDは権威サーバーの機能に特化しており、再帰問い合わせを処理するキャッシュサーバーとしては動作しません。