LinuCレベル2 DNSサーバー 問12
DNSサーバー/ゾーン情報の管理逆引きゾーン 1.168.192.in-addr.arpa のゾーンファイル($ORIGIN はゾーン名)に、192.168.1.10 が www.example.com であることを登録する記述として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「DNSサーバー」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A10 IN A www.example.com.
- B10 IN PTR www.example.com.
- Cwww IN PTR 192.168.1.10
- D10 IN PTR www.example.com
正解:B
解説
逆引きゾーンでは、IPアドレスに対応するホスト名をPTRレコードで登録します。1.168.192.in-addr.arpa ゾーンでは、所有者名に最後のオクテット「10」を書けば 10.1.168.192.in-addr.arpa を表します。右辺のホスト名は末尾にドット「.」を付けた完全修飾ドメイン名で書く必要があり、ドットを省くと$ORIGINが補われて意図しない名前になります。レコード追加後はSOAのシリアル番号を増やし、named-checkzoneで確認してから再読み込みします。
選択肢ごとの解説
- A誤り。Aレコードはホスト名からIPv4アドレスを引く正引き用のレコードで、右辺にはアドレスを書きます。逆引きにはPTRレコードを使います。
- B正しい。所有者名「10」と、末尾にドットを付けたFQDNを右辺に持つPTRレコードで、192.168.1.10の逆引きを登録できます。
- C誤り。所有者名と右辺が逆です。逆引きではアドレス側(10)を所有者名に、ホスト名を右辺に書きます。
- D誤り。右辺の末尾にドットがないため$ORIGINが補われ、www.example.com.1.168.192.in-addr.arpa という名前を指してしまいます。