LinuCレベル2 ファイルシステムとストレージ管理 問15
ファイルシステムとストレージ管理/ファイルシステムの管理smartctlコマンドの用途として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「ファイルシステムとストレージ管理」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Aファイルシステムの不良ブロックを検査し、見つかったブロックを使わないよう登録する
- BディスクのI/O待ち時間を一定間隔で計測し、デバイスごとの統計情報を表示する
- Cディスク自身が記録するS.M.A.R.T.情報を参照し、健康状態の確認や自己診断を行う
- DRAIDアレイを構成するディスクの状態を表示し、故障したディスクを切り離す
正解:C
解説
smartctlはsmartmontoolsに含まれるコマンドで、HDDやSSDが自ら記録しているS.M.A.R.T.(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)の情報を読み出します。smartctl -a /dev/sda で属性値や総合評価を表示し、-t short や -t long で自己診断テストを開始できます。同じパッケージのデーモンであるsmartdは、これを定期的に監視して異常の兆候をログやメールで知らせます。ディスク故障の予兆を早めにつかむための道具です。
選択肢ごとの解説
- A誤り。これはbadblocksや、e2fsck -c による不良ブロック検査の説明です。
- B誤り。これはiostatの説明です。
- C正しい。smartctlはS.M.A.R.T.情報の表示や自己診断テストの実行を行います。
- D誤り。これはソフトウェアRAIDを管理するmdadmの説明です。