平成30年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問17
マネジメント/プロジェクトマネジメントシステム開発のプロジェクトにおいて,EVMを活用したパフォーマンス管理をしている。開発途中のある時点でEV-PVの値が負であるとき,どのような状況を示しているか。
出典:平成30年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問17
- アスケジュール効率が,計画より良い。
- イプロジェクトの完了が,計画より遅くなる。
- ウプロジェクトの進捗が,計画より遅れている。
- エプロジェクトの進捗が,計画より進んでいる。
正解:ウ
解説
EVM(アーンドバリューマネジメント)において,EVはアーンドバリュー(出来高),PVはプランドバリュー(計画価値)を表し,スケジュール差異SV=EV-PVで算出されます。SVが負であるということは,計画されていた作業量(PV)よりも実際に完了した出来高(EV)が少ないことを意味し,プロジェクトの進捗が計画より遅れている状況を示します。
選択肢ごとの解説
- ア誤り。スケジュール効率(SPI=EV÷PV)が計画より良いのは,EV-PVが正の値になる場合です。
- イ誤り。EV-PVはスケジュール差異(進捗の遅れ・進み)を示す指標であり,プロジェクトの完了時期そのものを直接示す指標ではありません。
- ウ正しい。EV-PVの値が負であることは,計画された出来高よりも実際の出来高が少ないこと,すなわちプロジェクトの進捗が計画より遅れていることを示します。
- エ誤り。プロジェクトの進捗が計画より進んでいるのは,EV-PVが正の値になる場合です。