AI-901:Microsoft Azure AI Fundamentals Microsoft Foundry による AI ソリューションの実装 問1
Microsoft Foundry による AI ソリューションの実装/生成AIアプリとエージェントの実装社内ヘルプデスク用のチャットアプリを作成しています。「常に丁寧な日本語で回答する」「社内規定に関係しない質問には回答しない」という方針を、すべての会話に共通して適用したい状況です。この方針を記述する場所として適切なものはどれですか。
当サイトのオリジナル問題(AI-901:Microsoft Azure AI Fundamentalsの出題範囲「Microsoft Foundry による AI ソリューションの実装」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Aモデルへの要求に含めるシステムプロンプト(システムメッセージ)に指示として記述する
- B利用者が各質問を入力するたびに、その末尾へ同じ方針の文章を手作業で付け足してもらう
- Cデプロイしたモデルの温度(temperature)パラメーターを 0 に設定して応答の傾向を固定する
- Dデプロイしたモデルの最大トークン数を小さく設定して回答できる内容を絞る
正解:A
解説
システムプロンプトは、モデルの役割・口調・守るべき制約といった会話全体に通じる指示を与える場所です。利用者の入力であるユーザープロンプトとは役割が異なり、利用者に意識させずに方針を一貫して適用できます。温度や最大トークン数は応答のばらつきや長さを調整するパラメーターであり、話題の制限や口調の指定はできません。
選択肢ごとの解説
- A正しい。システムプロンプトにモデルの振る舞いの方針を書くことで、すべての会話に共通して適用できます。
- B誤り。利用者の手作業に依存すると付け忘れが起き、方針を一貫して適用できません。共通の指示はアプリ側でシステムプロンプトに持たせます。
- C誤り。温度は応答のランダム性を調整するパラメーターで、口調や回答範囲の方針を指定する手段ではありません。
- D誤り。最大トークン数は応答の長さの上限を決めるだけで、話題の制限や口調の指定にはなりません。