AZ-104:Microsoft Azure Administrator リソースの監視と保守 問12
リソースの監視と保守/バックアップと復旧ある企業では、東日本リージョンの Recovery Services コンテナーで Azure VM をバックアップしています。プライマリ リージョンで障害が起きたと仮定した訓練として、障害の発生や宣言を待たずに、バックアップデータからペアリージョン側へ VM を復元できることを定期的に検証したいと考えています。必要な構成として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(AZ-104:Microsoft Azure Administratorの出題範囲「リソースの監視と保守」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Aコンテナーのストレージ複製の種類を ZRS に変更し、復旧ポイントからペアリージョンへ復元する。
- Bコンテナーを LRS にしたまま、セカンダリ リージョンを指定して復旧ポイントを復元する。
- CAzure Site Recovery の復旧計画を作成し、バックアップの復旧ポイントをペアリージョンへフェールオーバーする。
- Dgeo 冗長ストレージ(GRS)のコンテナーでクロスリージョン リストアを有効にし、セカンダリ リージョンへ復元する。
正解:D
解説
コンテナーのストレージ複製の種類が GRS の場合、バックアップデータはペアリージョンにも複製されます。コンテナーでクロスリージョン リストアを有効にすると、プライマリ リージョンの障害の有無にかかわらず、セカンダリ リージョンの復旧ポイントから VM などを復元できるため、復旧訓練に利用できます。この機能は GRS のコンテナーでのみ使用できます。ZRS は同一リージョン内のゾーン間の冗長化、LRS は単一ロケーション内の複製にとどまり、ペアリージョンにはデータが存在しません。Azure Site Recovery は、バックアップではなく VM のレプリケーションを前提とする別のサービスです。なお、クロスリージョン リストアの有効化後、セカンダリ リージョンで項目が使えるまで最大 48 時間かかり、追加のコストが発生します。
選択肢ごとの解説
- A誤り。ZRS はリージョン内の可用性ゾーン間でデータを複製するだけで、ペアリージョンにはバックアップデータが存在しません。セカンダリ リージョンへの復元はできません。
- B誤り。LRS のコンテナーのデータは単一のロケーション内にしかなく、セカンダリ リージョンの復旧ポイントは存在しません。セカンダリ リージョン復元には GRS とクロスリージョン リストアが必要です。
- C誤り。Azure Site Recovery の復旧計画は、VM を継続的にレプリケートしている前提でのフェールオーバーを順序立てて実行するものです。Azure Backup の復旧ポイントを対象にするものではありません。
- D正しい。GRS のコンテナーでクロスリージョン リストアを有効にすることで、障害宣言を待たずにセカンダリ リージョンへ復元でき、訓練として検証できます。