AZ-104:Microsoft Azure Administrator リソースの監視と保守 問11
リソースの監視と保守/バックアップと復旧ある開発チームの Recovery Services コンテナーは、作成時の既定値(geo 冗長ストレージ)のままで運用されており、すでに複数の Azure VM が保護項目として登録され、復旧ポイントも蓄積されています。コスト削減のため、このバックアップデータの冗長性をローカル冗長ストレージ(LRS)にしたいと考えています。管理者の対応として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(AZ-104:Microsoft Azure Administratorの出題範囲「リソースの監視と保守」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A保護項目を登録したまま、コンテナーのバックアップ構成でストレージ複製の種類を LRS に変更する。
- Bバックアップポリシーの設定でストレージ冗長性を LRS に指定し、既存の保護項目へ再割り当てする。
- Cストレージ複製の種類を LRS にした新しい Recovery Services コンテナーを作成し、そちらで VM を保護する。
- DAzure Site Recovery のレプリケーションポリシーで、復旧ポイントの保存先冗長性を LRS に設定する。
正解:C
解説
Recovery Services コンテナーのストレージ複製の種類(LRS・GRS・ZRS)は、コンテナーに保護項目が1つも登録されていない間だけ変更できます。すでに VM を保護している場合、既存コンテナーのまま LRS へ変更することはできません。この場合は、既存コンテナーで保持データ付きで保護を停止し、VM を別のリソース グループへ移してから、希望する冗長性(LRS)の新しいコンテナーで保護します。古いコンテナーの復旧ポイントは保持期間が切れるまで課金されます。冗長性はバックアップポリシーではなくコンテナーのプロパティであり、頻度や保持期間を定めるポリシーとは別のものです。
選択肢ごとの解説
- A誤り。ストレージ複製の種類を変更できるのは、コンテナーに保護項目がない場合に限られます。保護項目が登録済みのコンテナーでは変更できません。
- B誤り。バックアップポリシーが定めるのはバックアップの頻度と保持期間であり、ストレージの冗長性ではありません。冗長性はコンテナー単位のプロパティです。
- C正しい。冗長性を変えられない既存コンテナーの代わりに、LRS で新しいコンテナーを作成して VM を保護するのが適切な対応です。
- D誤り。Azure Site Recovery はレプリケーションとフェールオーバーのためのサービスで、Azure Backup の復旧ポイントの冗長性を決める設定ではありません。レプリケーションポリシーにもそのような設定はありません。