AZ-305:Designing Microsoft Azure Infrastructure Solutions インフラストラクチャソリューションの設計 問5
インフラストラクチャソリューションの設計/移行の設計ある企業は、オンプレミスの VMware 環境で稼働する約 300 台の仮想マシンを、Azure 仮想マシンに再ホスト(リフト アンド シフト)します。移行計画の前に、各 VM の Azure での適切なサイズとコストの見積もり、サーバー間の依存関係を把握し、その後は最小限のダウンタイムでレプリケーションと切り替えを行いたいと考えています。この一連の作業の中心に置くサービスとして最も適切なものはどれですか。
当サイトのオリジナル問題(AZ-305:Designing Microsoft Azure Infrastructure Solutionsの出題範囲「インフラストラクチャソリューションの設計」に対応。実際の試験問題ではありません)
- AAzure Site Recovery を使用し、オンプレミスの VM を Azure にレプリケートしてフェールオーバーする
- BAzure Migrate を使用し、検出・評価・移行を単一のハブで実施する
- CAzure Arc 対応サーバーを使用し、オンプレミスの VM を Azure から管理する
- DAzure Backup を使用し、VM のバックアップを Azure に取得して新しい VM に復元する
正解:B
解説
Azure Migrate は、オンプレミスのサーバー、データベース、Web アプリなどの検出・評価・移行を一元的に行うハブです。VMware 環境では、サーバーの検出、Azure VM のサイズとコストの評価、依存関係の分析を行い、同じハブから段階的なレプリケーションと切り替えによる移行まで実施できます。Azure Site Recovery はディザスターリカバリー向けで、移行前の評価やコスト見積もりは提供しません。Azure Arc は移行ではなく、場所を問わずリソースを Azure から管理する仕組みです。Azure Backup による復元は、計画的な移行手段としては手間と停止時間が大きくなります。
選択肢ごとの解説
- A誤り。Site Recovery はレプリケーションとフェールオーバーで DR を実現する仕組みです。サイズやコストの評価、依存関係分析といった移行前の評価工程は提供しません。
- B正しい。検出、サイズとコストの評価、依存関係の分析、レプリケーションによる最小ダウンタイムの移行までを 1 つのハブで扱えます。
- C誤り。Azure Arc 対応サーバーはオンプレミスのサーバーを Azure 側から管理・統制するためのもので、VM を Azure に移行する機能や評価機能ではありません。
- D誤り。バックアップからの復元でも VM を Azure に再作成できますが、評価や依存関係の把握はできず、切り替え時の停止時間が長くなります。大規模な計画的移行の手段として適しません。