AZ-305:Designing Microsoft Azure Infrastructure Solutions インフラストラクチャソリューションの設計 問13
インフラストラクチャソリューションの設計/移行の設計ある企業は、オンプレミスの SQL Server 2019 Enterprise(Always On 可用性グループ構成)で稼働する大規模な基幹データベースを、Azure SQL Managed Instance へ移行します。移行先は決定済みで、本番を稼働させたまま継続的にデータを同期し、切り替え時のダウンタイムを数分以内に抑えたうえで、準備が整ったら計画的に切り替えたいと考えています。移行方式として最も適切なものはどれですか。
当サイトのオリジナル問題(AZ-305:Designing Microsoft Azure Infrastructure Solutionsの出題範囲「インフラストラクチャソリューションの設計」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Aオンプレミスでネイティブのフル バックアップを取得し、Managed Instance で復元してから切り替える
- Bデータベースを BACPAC ファイルとしてエクスポートし、Managed Instance にインポートしてから切り替える
- CManaged Instance リンク機能(分散可用性グループ)でオンプレミスから継続的にレプリケートし、準備完了後に計画的フェールオーバーで切り替える
- Dトランザクション レプリケーションでテーブルを発行し、Managed Instance をサブスクライバーとして同期してから切り替える
正解:C
解説
Managed Instance リンク機能は、分散可用性グループを使ってオンプレミスの SQL Server から Azure SQL Managed Instance へトランザクション ログを継続的にレプリケートします。本番を稼働させたまま同期を続け、準備が整った時点で計画的にフェールオーバーすることで、ダウンタイムを最小化したオンライン移行ができます。ネイティブ バックアップの復元や BACPAC のインポートは一括(オフライン)の移行で、復元やインポートの間はダウンタイムが発生します。トランザクション レプリケーションはデータ同期の手段ですが、主キーが必要などの制約があり、サーバー レベルのオブジェクトを含む基幹データベース全体の移行方式としては適しません。
選択肢ごとの解説
- A誤り。ネイティブ バックアップからの復元は一括移行で、復元が完了するまで切り替えられず、ダウンタイムを数分以内に抑える要件を満たせません。
- B誤り。BACPAC のエクスポートとインポートは一括のオフライン移行で、継続的な同期ができず、切り替え時のダウンタイムも大きくなります。
- C正しい。Managed Instance リンク機能(分散可用性グループ)は本番を稼働させたまま継続同期し、計画的フェールオーバーで数分以内に切り替えられるオンライン移行方式です。
- D誤り。トランザクション レプリケーションは主キーが必要などの制約があり、サーバー レベルのオブジェクトを含む基幹データベース全体の移行方式には適しません。