AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals クラウドの概念 問9
クラウドの概念/クラウド利用のメリット運用チームは、担当者の手作業をできるだけ減らして運用を仕組み化したいと考えている。具体的には、事前に用意したテンプレートからリソースを手動設定なしでデプロイし、リソースの正常性を継続的に監視して異常があれば自動的に置き換え、設定したメトリックに基づいてアラートを受け取れるようにしたい。この一連の仕組みが当てはまるクラウド利用のメリットはどれか。
当サイトのオリジナル問題(AZ-900:Microsoft Azure Fundamentalsの出題範囲「クラウドの概念」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Aセキュリティとガバナンス(テンプレートや監査で組織の標準や規制要件への準拠を確認・維持する特性)
- B高可用性(SLAによって、サービスごとのアップタイム保証や許容ダウンタイムの基準が示される特性)
- C管理性(テンプレートからのデプロイ、正常性の監視と自動復旧、アラートなどで運用を仕組み化できる特性)
- D信頼性(障害が発生してもシステムが復旧し、期待どおりに動作し続ける能力を保つ特性)
正解:C
解説
管理性には、クラウドリソースそのものの管理(自動スケーリング、テンプレートからのデプロイ、正常性監視と自動的な置き換え、メトリックに基づくアラートなど)と、Webポータルやコマンドラインインターフェイス、API、PowerShellなどを使ってクラウド環境を管理する方法の2種類があります。本問で挙げられているテンプレートからの手動設定なしのデプロイ、正常性の監視と自動的な置き換え、メトリックに基づくアラートはいずれも管理性の具体例です。セキュリティとガバナンスでもテンプレートは使われますが、その目的は技術的な標準や規制要件への準拠を確認・維持することであり、リソースの自動復旧やアラートの仕組みそのものを指す用語ではありません。高可用性はSLAによるアップタイムの保証、信頼性は障害からの復旧と期待どおりの動作継続を指す概念で、いずれも運用の仕組み化を表す管理性とは異なります。
選択肢ごとの解説
- A誤り。セキュリティとガバナンスにおけるテンプレートは技術的な標準や規制要件への準拠を確認・維持するために使われ、リソースの自動復旧やアラートの仕組みそのものを指す用語ではありません。
- B誤り。高可用性はSLAによってサービスのアップタイムが保証される特性であり、テンプレートからのデプロイや自動復旧の仕組みを指す用語ではありません。
- C正しい。管理性には、テンプレートからのデプロイ、リソースの正常性監視と自動的な置き換え、メトリックに基づくアラートなど、クラウドリソースの運用を仕組み化できる特性が含まれます。
- D誤り。信頼性は障害が発生してもシステムが復旧し、期待どおりに動作し続ける能力を指し、デプロイや監視の仕組みそのものを表す用語ではありません。