AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals クラウドの概念 問10
クラウドの概念/クラウドサービスの種類ある企業は自社データセンターの廃止を計画しており、既存のアプリケーションをそのままの構成でクラウドへ移行(リフトアンドシフト)したい。移行後もOSへのパッチ適用やミドルウェアのバージョン管理は、自社の運用ポリシーに従って自分たちで細かく行いたい。この要件に最も合致するサービスモデルはどれか。
当サイトのオリジナル問題(AZ-900:Microsoft Azure Fundamentalsの出題範囲「クラウドの概念」に対応。実際の試験問題ではありません)
- APaaS(OSやミドルウェアの管理をプロバイダーに任せ、アプリのコードと設定の管理に専念できるモデル)
- BSaaS(完成済みのアプリケーションをベンダーがそのまま提供し、契約するだけで利用できるモデル)
- Cオンプレミス(自社のデータセンターでハードウェアを調達・設置し、保守まで自社で行う運用形態)
- DIaaS(プロバイダーが物理インフラとネットワークを管理し、OSの構成やパッチ適用は利用者が行うモデル)
正解:D
解説
IaaSでは、クラウドプロバイダーがハードウェアやインターネットへのネットワーク接続、物理的なセキュリティを管理し、オペレーティングシステムのインストール・構成・メンテナンスやミドルウェアの管理は利用者の責任になります。この特性により、オンプレミスの構成をほぼそのままクラウドに移行する「リフトアンドシフト」や、既存の運用ポリシーに従ってOS・ミドルウェアを自社で管理したい場合にIaaSが適しています。PaaSはOSやミドルウェアの管理をプロバイダーに任せるモデルで、利用者が自分でパッチ適用などを細かく管理したいという要件には合いません。SaaSは完成済みのアプリケーションをそのまま利用するモデルで、既存アプリケーションをそのままの構成で移行する対象にはなりません。オンプレミスは自社でハードウェアを調達・運用する形態であり、データセンターを廃止する計画そのものに反します。
選択肢ごとの解説
- A誤り。PaaSはOSやミドルウェアの管理をプロバイダーに任せるモデルであり、利用者が自分でパッチ適用などを細かく管理したいという要件には合いません。
- B誤り。SaaSは完成済みのアプリケーションをそのまま契約して利用するモデルであり、既存のオンプレミスアプリケーションをそのままの構成で移行する対象にはなりません。
- C誤り。オンプレミスは自社でハードウェアを調達・運用する形態であり、データセンターを廃止してクラウドへ移行するという計画そのものに反します。
- D正しい。IaaSはプロバイダーが物理インフラとネットワーク接続を管理し、OSのインストール・構成・パッチ適用などは利用者が行うモデルで、リフトアンドシフトや既存の運用ポリシーに従った管理に適しています。