LinuCレベル1 ネットワークの基礎 問29
ネットワークの基礎/クライアント側のDNS設定「dig @192.0.2.53 www.example.com A」を実行したときの動作として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル1の出題範囲「ネットワークの基礎」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A/etc/resolv.confの設定にかかわらず、192.0.2.53のDNSサーバーへwww.example.comのAレコードを問い合わせる
- B/etc/resolv.confのnameserver行に192.0.2.53を書き加えたうえで、www.example.comのAレコードを問い合わせる
- C/etc/nsswitch.confの順序に従って/etc/hostsを先に調べ、無ければ192.0.2.53へAレコードを問い合わせる
- Dwww.example.comのAレコードを既定のDNSサーバーへ問い合わせ、結果が192.0.2.53と一致するかを判定する
正解:A
解説
digでは「@サーバー」の形で問い合わせ先のDNSサーバーを指定でき、その場合は/etc/resolv.confのnameserver行を使わずに指定したサーバーへ直接問い合わせます。特定のDNSサーバーが正しく応答するか、サーバーごとに回答が違わないかを確かめるときに使います。最後の「A」はレコードタイプの指定で、MXやNSなども指定できます。digはDNSだけを見るため、/etc/hostsやnsswitch.confの設定は反映されません。
選択肢ごとの解説
- A正しい。@で指定したDNSサーバーへ、resolv.confとは無関係に直接問い合わせます。
- B誤り。digは設定ファイルを書き換えることはなく、@の指定はそのコマンド1回限りの問い合わせ先です。
- C誤り。digはDNSへの問い合わせ専用のツールで、nsswitch.confや/etc/hostsは参照しません。それを考慮して調べるのはgetentです。
- D誤り。@は回答との照合に使う値ではなく、問い合わせ先のDNSサーバーを指定する記法です。