LinuCレベル1 オープンソースの文化 問15
オープンソースの文化/オープンソースのコミュニティとエコシステムLinux FoundationやApache Software Foundationのような非営利の財団が、オープンソースプロジェクトを支援する役割として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル1の出題範囲「オープンソースの文化」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A財団へ移管されたプロジェクトのソースコードを、会費を払った会員企業だけに公開する
- B財団の職員がすべてのコードを書き、外部の個人や企業からの貢献は受け付けないようにする
- C財団がライセンスを随時変更し、利用する企業から使用料を徴収してプロジェクトに配分する
- D特定の企業から中立な立場で商標や開発基盤を管理し、多様な企業や個人が参加しやすくする
正解:D
解説
オープンソースの財団は、プロジェクトの商標やドメイン、開発・配布のためのインフラ、資金などを、特定の企業から中立な立場で管理します。これにより、競合する企業どうしでも安心して同じプロジェクトに開発者を送り込み、協力しやすくなります。開発はソースコードを公開したまま、各プロジェクトのメンテナーやコミュニティが進めるのが一般的で、財団は法務やイベント運営などの面で支えます。1社が主導するプロジェクトが、中立性を高めるために財団へ移管される例も多くあります。
選択肢ごとの解説
- A誤り。財団へ移管されてもソースコードは一般に公開されたままで、会員企業だけに限定されることはありません。
- B誤り。開発は各プロジェクトのコミュニティが担い、外部の個人や企業からの貢献を広く受け入れるのが一般的です。
- C誤り。財団の役割はライセンスを変えて使用料を集めることではなく、プロジェクトを中立に支える体制づくりです。
- D正しい。企業から中立な立場で資産や基盤を管理し、多様な参加者が協力しやすい体制を支えます。