LinuCレベル1 オープンソースの文化 問8
オープンソースの文化/オープンソースの概念とライセンスAGPL(GNU Affero General Public License)の特徴として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル1の出題範囲「オープンソースの文化」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A改変したものをネットワーク越しにサービスとして利用させる場合も、ソースの提供を求める
- Bライブラリとして動的リンクして使うだけなら、利用側のソースの公開は求めない
- C著作権表示とライセンス文を残せば、改変物を非公開のまま再配布してもよい
- Dファイル単位でコピーレフトが適用され、改変したファイルのソースだけ公開を求める
正解:A
解説
AGPLはGPLを基にしたコピーレフト型のライセンスで、改変したプログラムをネットワーク越しに利用者へ使わせる場合にも、その利用者へソースコードを提供するよう求める点が特徴です。GPLはソフトウェアを「配布」したときに義務が生じるため、サーバー上で動かしてサービスとして提供するだけなら義務が生じません。AGPLはこの抜け道を塞ぐために作られました。
選択肢ごとの解説
- A正しい。AGPLは、ネットワーク越しにサービスとして利用させる場合にもソースの提供を求めます。
- B誤り。ライブラリとしてリンクして使う側にコピーレフトを及ぼさないのは、LGPLの特徴です。
- C誤り。著作権表示とライセンス文を残せば非公開の改変物も再配布できるのは、MITやBSDなど寛容型ライセンスの特徴です。
- D誤り。ファイル単位でコピーレフトを適用するのは、MPL(Mozilla Public License)の特徴です。