LinuCレベル1 リポジトリとパッケージ管理 問23
リポジトリとパッケージ管理/yumコマンドによるパッケージ管理/etc/yum.repos.d/ 以下の .repo ファイルで、あるリポジトリのセクションに enabled=0 と書かれている。この設定の意味として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル1の出題範囲「リポジトリとパッケージ管理」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Aそのリポジトリのパッケージは、GPG署名を検証しないままインストールされる
- Bそのリポジトリは優先度が最も高くなり、同名のパッケージがあれば優先して使われる
- Cそのリポジトリは通常は参照されず、--enablerepo で明示したときだけ使われる
- Dそのリポジトリのメタデータは、キャッシュされずに実行のたびにダウンロードされる
正解:C
解説
/etc/yum.repos.d/ 以下の .repo ファイルには、[リポジトリID] のセクションごとに name、baseurl(または mirrorlist 等)、enabled、gpgcheck などを記述します。enabled=0 はそのリポジトリを無効にする指定で、通常の yum(dnf)の操作では参照されません。一時的に使いたい場合は yum --enablerepo=リポジトリID install パッケージ名 のように明示します。GPG署名の検証の有無は gpgcheck で指定します。
選択肢ごとの解説
- A誤り。GPG署名を検証するかどうかは gpgcheck で指定します。gpgcheck=0 にすると検証が行われません。
- B誤り。enabled=0 はリポジトリを無効にする設定で、優先度を上げるものではありません。優先度は priority 等の別の設定で扱います。
- C正しい。無効化されたリポジトリは通常参照されず、--enablerepo で明示したときに使われます。
- D誤り。メタデータのキャッシュ期限は metadata_expire 等で指定する設定で、enabled とは関係がありません。