LinuCレベル1 重要なシステムサービス 問20
重要なシステムサービス/システムのログsystemd-journaldが記録するジャーナルを、システムの再起動後も保持されるようにする方法として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル1の出題範囲「重要なシステムサービス」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A/run/log/journal/ディレクトリを作成し、journaldに書き込み先として認識させる
- B/var/log/journal/ディレクトリを作成するか、journald.confでStorage=persistentを指定する
- C/etc/logrotate.d/にジャーナル用の設定を追加し、ジャーナルを定期的にファイルへ退避する
- Drsyslog.confに「*.* /var/log/journal」と書き、ジャーナルをテキストとして保存させる
正解:B
解説
journaldの保存先は/etc/systemd/journald.confのStorage=で決まり、既定値のautoでは/var/log/journal/ディレクトリがあればそこへディスク保存し、無ければ/run/log/journal/(メモリ上のtmpfs)にだけ保存します。後者は再起動で消えるため、永続化するには/var/log/journal/を作成するか、Storage=persistentを指定したうえで、journaldを再起動(またはjournalctl --flush)します。ディストリビューションによっては最初から/var/log/journal/が用意されています。ジャーナルの容量はSystemMaxUse=で制限でき、古いジャーナルは journalctl --vacuum-size や --vacuum-time で削除できます。
選択肢ごとの解説
- A誤り。/run/log/journal/はtmpfs上の揮発性の保存先で、再起動すると内容が失われます。
- B正しい。/var/log/journal/があるか、Storage=persistentであれば、ジャーナルがディスクに保存されます。
- C誤り。ジャーナルの容量管理はjournald自身が行い、logrotateの設定で永続化されるものではありません。
- D誤り。この記述はrsyslogがテキストログを書く設定で、journaldのジャーナル保存先を変えるものではありません。