LinuCレベル1 重要なシステムサービス 問21
重要なシステムサービス/メール配送エージェント(MTA)の基本ホームディレクトリに置く ~/.forward ファイルの役割として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル1の出題範囲「重要なシステムサービス」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Aシステム全体のメールエイリアスを定義し、newaliasesで反映させるファイル
- B送信待ちのメールを一時的に保存しておく、ユーザーごとのキューファイル
- Cメールの送信に使うSMTPサーバーの宛先を、ユーザーごとに指定するファイル
- D自分宛てに届いたメールの転送先を、ユーザー自身が指定できるファイル
正解:D
解説
~/.forward は、そのユーザー宛てに届いたメールの転送先アドレスを書いておくファイルで、root権限が無くても利用者自身が設定できます。複数の宛先を並べたり、「\ユーザー名」のように自分自身を含めて手元にも残したりできます。システム全体の転送設定である/etc/aliasesはrootが編集してnewaliasesで反映させるのに対し、~/.forwardは配送時に読まれるため反映の操作は不要です。PostfixやEximなど主要なMTAがこの仕組みに対応しています。
選択肢ごとの解説
- A誤り。これは/etc/aliasesの説明で、rootが管理しnewaliasesで反映させます。
- B誤り。送信待ちのメールはMTAのキュー(Postfixなら/var/spool/postfix/)に保存され、mailqで確認します。
- C誤り。~/.forwardは受信したメールの転送先を指定するもので、送信に使うサーバーの指定ではありません。
- D正しい。~/.forwardに書いたアドレスへ、自分宛てのメールが転送されます。