LinuCレベル1 重要なシステムサービス 問22
重要なシステムサービス/システム時刻の管理tzselectコマンドの動作として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル1の出題範囲「重要なシステムサービス」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A地域や国を順に選ぶと、該当するタイムゾーン名(TZに設定できる値)を表示する
- B選んだタイムゾーンで/etc/localtimeを置き換え、システム全体の設定を変更する
- CハードウェアクロックをUTCとローカル時刻のどちらで保持するかを切り替える
- D候補のNTPサーバーから最も応答の速いものを選び、システム時刻を同期させる
正解:A
解説
tzselectは、大陸や国などを対話的に選んでいくと、該当するタイムゾーン名(例: Asia/Tokyo)を表示するコマンドです。システムの設定は変更しないため、表示された値を環境変数TZとして ~/.profile などに設定したり、システム全体に反映させるなら「timedatectl set-timezone Asia/Tokyo」を実行したりします。タイムゾーンの情報そのものは /usr/share/zoneinfo/ 以下に置かれています。
選択肢ごとの解説
- A正しい。対話的に地域を選ぶと、TZに設定できるタイムゾーン名を表示します。システムの設定は変更しません。
- B誤り。tzselectはシステムの設定を変更しません。システム全体のタイムゾーンを変えるにはtimedatectl set-timezoneなどを使います。
- C誤り。ハードウェアクロックの保持方式は、timedatectl set-local-rtcやhwclockのオプションで扱います。
- D誤り。NTPによる時刻同期は、chronydなどの時刻同期デーモンが行います。