LinuCレベル2 システムアーキテクチャの設計 問22
システムアーキテクチャの設計/高可用システムの実現方式あるWebシステムは次の構成で動いている。この構成で単一障害点(SPoF)になっているものとして適切なものはどれか。 ・ロードバランサ: 2台(アクティブ/スタンバイ、VRRPで切り替え) ・Webサーバー: 3台(ロードバランサで振り分け) ・APサーバー: 2台(WebサーバーからAPサーバーへも振り分け) ・DBサーバー: 1台(毎晩フルバックアップを別ストレージへ取得)
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「システムアーキテクチャの設計」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Aロードバランサ
- BWebサーバー
- CDBサーバー
- DAPサーバー
正解:C
解説
単一障害点(SPoF)とは、そこが1か所故障するだけでシステム全体が止まってしまう構成要素のことです。この構成では、ロードバランサ・Webサーバー・APサーバーはいずれも複数台で冗長化されていますが、DBサーバーは1台だけで、故障するとサービス全体が停止します。バックアップはデータを失わないための備えで、故障時にサービスを継続させるものではないため、SPoFの解消にはなりません。DBサーバーをレプリケーションやクラスタで冗長化するなどの対策が必要です。
選択肢ごとの解説
- A誤り。ロードバランサは2台構成で、VRRPにより待機系へ切り替えられるため、SPoFではありません。
- B誤り。Webサーバーは3台に振り分けており、1台が故障しても残りで処理を続けられます。
- C正しい。DBサーバーは1台だけで、バックアップがあっても故障中はサービスが止まります。
- D誤り。APサーバーは2台に振り分けており、1台が故障しても処理を続けられます。