LinuCレベル2 システムアーキテクチャの設計 問24
システムアーキテクチャの設計/クラウドサービス上のシステム構成IaaS型のクラウドで稼働中のインスタンスについて、CPUやメモリの不足に対応するため、インスタンスタイプ(フレーバー)を大きなものに変更してスケールアップしたい。多くのIaaSにおけるこの操作の説明として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「システムアーキテクチャの設計」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Aインスタンスタイプの変更はOSを再起動せずに反映され、稼働中のプロセスもそのまま処理を続けられる
- Bインスタンスの停止や再起動を伴うため、冗長化していなければ変更の間はサービスが止まることになる
- Cインスタンスタイプを変更すると、ルートディスクを含むすべてのストレージの内容が必ず初期化される
- Dインスタンスタイプはインスタンスの作成時にしか選べないため、変更するにはオートスケーラーを使う
正解:B
解説
多くのIaaSでは、インスタンスタイプ(フレーバー)の変更にはインスタンスの停止・起動や再起動が必要で、その間はそのインスタンスで動くサービスが止まります。そのため、単体のインスタンスをスケールアップする場合は、メンテナンス時間を設けるか、冗長化した構成で1台ずつ変更します。永続化ストレージ(ブロックストレージのボリューム等)の内容は変更後も引き継がれますが、エフェメラルストレージの内容は失われる場合があります。台数を増減して対応するスケールアウト・スケールインでは、オートスケーラーで自動化することもできます。
選択肢ごとの解説
- A誤り。多くのIaaSではインスタンスタイプの変更に停止・起動や再起動が必要で、稼働中のプロセスは止まります。
- B正しい。停止や再起動を伴うため、単体の構成では変更中にサービスが止まります。
- C誤り。永続化ストレージのボリュームの内容は引き継がれます。すべてが初期化されるわけではありません。
- D誤り。作成後でもインスタンスタイプは変更できます。オートスケーラーはインスタンスの台数を増減する機能です。