LinuCレベル2 ネットワーククライアントの管理 問14
ネットワーククライアントの管理/DHCPサーバーの設定と管理IPv6ネットワークで使われるradvdの役割として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「ネットワーククライアントの管理」に対応。実際の試験問題ではありません)
- ADHCPv6サーバーとしてアドレスを払い出し、その記録をリースファイルへ保存する
- BIPv6のルーター広告(RA)を送出し、ホストがアドレスを自動構成できるようにする
- CIPv4とIPv6の間でアドレスを変換し、IPv6のみのホストからIPv4サイトへ接続させる
- DARPテーブルを監視し、IPアドレスの重複や変化を検出してsyslogへ記録する
正解:B
解説
radvd(Router Advertisement Daemon)は、IPv6のルーター広告(RA)を定期的に、またはホストからのルーター要請(RS)に応じて送出するデーモンです。設定は/etc/radvd.confに書き、インターフェースごとに広告するプレフィックスなどを指定します。ホストはRAに含まれるプレフィックスを使ってSLAAC(ステートレスアドレス自動設定)でアドレスを構成できます。RAのMフラグ・Oフラグにより、アドレスや他の情報をDHCPv6から取得するようホストへ指示することもできます。
選択肢ごとの解説
- A誤り。DHCPv6でアドレスを払い出してリースを記録するのはDHCPv6サーバー(dhcpd -6やKea等)の役割で、radvdはリースを管理しません。
- B正しい。radvdはルーター広告を送出し、ホストはそのプレフィックスからSLAACでアドレスを自動構成できます。
- C誤り。IPv6とIPv4の間の変換はNAT64(DNS64と併用)を行う仕組みの役割で、radvdの機能ではありません。
- D誤り。ARPテーブルを監視してIPアドレスとMACアドレスの対応の変化を記録するのはarpwatch等のツールで、IPv4の仕組みです。