過去問ドリル

LinuCレベル2 ネットワーククライアントの管理 問18

ネットワーククライアントの管理/DHCPサーバーの設定と管理

radvdでルーター広告(RA)を送出しているネットワークで、ホストにIPv6アドレスをDHCPv6サーバーから取得させたい(ステートフルな割り当てを使わせたい)。/etc/radvd.confのインターフェース設定に書くパラメータとして適切なものはどれか。

当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「ネットワーククライアントの管理」に対応。実際の試験問題ではありません)

正解:C

解説

RAにはMフラグ(Managed address configuration)とOフラグ(Other configuration)があり、radvd.confではそれぞれAdvManagedFlagとAdvOtherConfigFlagで設定します。AdvManagedFlagをonにすると、ホストはアドレスをDHCPv6(ステートフルな方式)で取得するよう指示されます。AdvOtherConfigFlagだけをonにした場合は、アドレスはSLAACで構成し、DNSサーバーなどアドレス以外の情報をDHCPv6から取得する使い方になります。どちらの場合も、別途DHCPv6サーバーを稼働させておく必要があります。なお、プレフィックスのAdvAutonomousが既定のonのままだと、SLAACによるアドレスも併せて構成されます。DHCPv6だけで割り当てたい場合はAdvAutonomous off;も指定します。

選択肢ごとの解説

  • A誤り。AdvOtherConfigFlagはOフラグで、アドレス以外の情報(DNSサーバー等)をDHCPv6から取得させる指示です。アドレス自体のDHCPv6取得を指示するものではありません。
  • B誤り。AdvAutonomousはprefix節に書くパラメータで、そのプレフィックスをSLAAC(自律的なアドレス自動構成)に使ってよいことを示します。
  • C正しい。AdvManagedFlagはRAのMフラグを立て、ホストにアドレスをDHCPv6で取得するよう指示します。
  • D誤り。AdvSendAdvertは、そのインターフェースでRAを定期送出し、ルーター要請に応答するかどうかを決めるパラメータです。取得方式の指示ではありません。
LinuCレベル2の問題を演習モードで解く