LinuCレベル2 ネットワーククライアントの管理 問17
ネットワーククライアントの管理/OpenLDAPサーバーの設定LDAPのスキーマにおけるオブジェクトクラス(objectClass)の説明として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「ネットワーククライアントの管理」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A属性値の型や比較の規則を定めるもので、1つのエントリには1つのクラスしか指定できない
- BOIDを割り当てずに任意の名前で定義でき、スキーマへ登録しなくてもエントリで利用できる
- Cエントリが必ず持つ属性(MUST)と持ってもよい属性(MAY)の組を定義したものである
- Dディレクトリの木構造上の位置を表すもので、エントリのDNの先頭に必ず書かれる要素である
正解:C
解説
オブジェクトクラスは、エントリが必ず持たなければならない属性(MUST)と、持ってもよい属性(MAY)を定義するスキーマ要素です。エントリはobjectClass属性に複数のクラスを列挙でき、構造型(STRUCTURAL)のクラスを1系統と、補助型(AUXILIARY)のクラスを組み合わせて使います。オブジェクトクラスや属性型には、世界で一意なOID(オブジェクト識別子)が割り当てられます。属性値の型や比較規則を定めるのは、属性型(attributeType)の定義の役割です。
選択肢ごとの解説
- A誤り。属性値の構文や比較規則を定めるのは属性型(attributeType)の定義です。また、エントリには複数のオブジェクトクラスを指定できます。
- B誤り。オブジェクトクラスにはOIDが割り当てられ、サーバーのスキーマに定義されていなければエントリで使えません。
- C正しい。オブジェクトクラスはMUSTとMAYの属性の組を定義し、エントリはobjectClass属性でそれを指定します。
- D誤り。木構造上の位置を表すのはDN(識別名)で、その先頭の要素はRDN(相対識別名)と呼ばれます。オブジェクトクラスの説明ではありません。