LinuCレベル2 ファイルシステムとストレージ管理 問17
ファイルシステムとストレージ管理/ファイルシステムの設定とマウントsystemdを採用した現行のディストリビューションにおける/etc/mtabの説明として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「ファイルシステムとストレージ管理」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A/proc/self/mountsへのシンボリックリンクで、カーネルが把握している現在のマウント状態を示す
- B起動時に自動マウントするファイルシステムを定義するファイルで、/etc/fstabより優先される
- Cmountコマンドが実行のたびに1行ずつ追記する通常のファイルで、再起動しても内容が残る
- Dsystemdが生成した.mountユニットの一覧を保存するファイルで、systemctlだけが更新する
正解:A
解説
かつての/etc/mtabは、mountコマンドがマウントのたびに書き換える通常のファイルでした。そのためマウント状態と内容が食い違うことがありました。現行のディストリビューションでは/etc/mtabは/proc/self/mountsへのシンボリックリンクになっており、カーネルが把握している実際のマウント状態がそのまま見えます。起動時に何をマウントするかを定義するのは、引き続き/etc/fstabです。
選択肢ごとの解説
- A正しい。現行の環境では/etc/mtabは/proc/self/mountsへのシンボリックリンクで、実際のマウント状態を示します。
- B誤り。起動時にマウントする内容を定義するのは/etc/fstabで、/etc/mtabは定義ではなく現在の状態を示すものです。
- C誤り。これは古い時代の/etc/mtabの説明です。現行の環境ではシンボリックリンクで、mountが追記するファイルではありません。
- D誤り。/etc/mtabは.mountユニットの一覧ではありません。ユニットの一覧はsystemctl list-units -t mount等で確認します。