LinuCレベル2 ファイルシステムとストレージ管理 問18
ファイルシステムとストレージ管理/ファイルシステムの管理Btrfsで「btrfs subvolume snapshot」により作成するスナップショットの説明として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「ファイルシステムとストレージ管理」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A整合性を保つため、元のサブボリュームをいったんアンマウントしてからでないと作成できない
- B作成先には元のファイルシステムとは別のデバイス上にある、別のBtrfsを指定する必要がある
- C作成したスナップショットは常に読み取り専用で、後から書き込み可能に変えることはできない
- Dコピーオンライトにより元のデータを共有するため作成は速く、直後は容量をほとんど消費しない
正解:D
解説
Btrfsはコピーオンライト(CoW)方式のファイルシステムで、サブボリューム単位でスナップショットを作成できます。スナップショットは作成時点では元のサブボリュームとデータブロックを共有しているため、マウントしたまま瞬時に作成でき、容量は変更が発生した分だけ増えていきます。既定では書き込み可能なスナップショットとして作成され、-rオプションを付けると読み取り専用になります。なお、RHEL 9はBtrfsをサポートしていないため、主にDebian系やSUSE系で使われます。
選択肢ごとの解説
- A誤り。Btrfsのスナップショットはマウントしたままのサブボリュームに対して作成できます。
- B誤り。スナップショットは同じBtrfsファイルシステムの中に作成します。別のファイルシステムへ送るにはbtrfs send/receiveを使います。
- C誤り。既定では書き込み可能なスナップショットになり、読み取り専用にしたい場合に-rオプションを付けます。
- D正しい。コピーオンライトでデータを共有するため作成は瞬時で、容量は変更が生じた分だけ消費されます。