LinuCレベル2 ファイルシステムとストレージ管理 問27
ファイルシステムとストレージ管理/ファイルシステムの管理Btrfsを利用できる環境で、アンマウントしたext4ファイルシステム/dev/sdb1を、保存されているデータを残したままBtrfsへ変換したい。適切なコマンドはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「ファイルシステムとストレージ管理」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Abtrfs-convert /dev/sdb1
- Bmkfs.btrfs -f /dev/sdb1
- Cbtrfs check --repair /dev/sdb1
- Dbtrfs device add /dev/sdb1 /mnt
正解:A
解説
btrfs-convertは、ext2/3/4のファイルシステムを、データを残したままその場でBtrfsへ変換するコマンドです。変換後も元のファイルシステムのイメージがext2_savedというサブボリュームに保存され、これを削除せず、btrfs balance等でデータの配置を変えていなければ、btrfs-convert -rで元のファイルシステムへ戻せます。変換の前には、e2fsck -fで元のファイルシステムを検査しておく必要があり、バックアップも取っておくのが一般的です。なお、RHEL 8以降の標準のカーネルはBtrfsをサポートしていないため、Debian系等での利用が前提になります。
選択肢ごとの解説
- A正しい。btrfs-convertはext4等をデータを残したままBtrfsへ変換し、元のイメージを保存しておくことで元に戻すこともできます。
- B誤り。mkfs.btrfsは新しいBtrfsを作成するコマンドで、-fで既存のファイルシステムを上書きします。保存されていたデータは失われます。
- C誤り。btrfs check --repairはBtrfsの検査と修復を行うコマンドで、ext4をBtrfsへ変換する機能はありません。
- D誤り。btrfs device addは、マウント済みのBtrfsにデバイスを追加して容量を増やすコマンドです。追加したデバイスの元の内容は使えなくなり、変換にはなりません。