LinuCレベル2 ネットワーク構成 問21
ネットワーク構成/ネットワークの問題解決tracerouteで経路を調べたところ、途中のファイアウォールがUDPを遮断しているため、あるホップ以降が「* * *」になった。ICMP Echoを使って経路を調べ直すためのオプションとして適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「ネットワーク構成」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Atraceroute -n
- Btraceroute -m 30
- Ctraceroute -I
- Dtraceroute -p 33434
正解:C
解説
Linuxの一般的なtracerouteは、既定ではUDPのパケットをTTLを増やしながら送って経路を調べます。途中でUDPが遮断されていると応答が返らず「* * *」になるため、-IでICMP Echoを、-TでTCPのSYNを使うよう切り替えると通過できる場合があります。-Tは管理者権限が必要です。-Iもrawソケットを使う場合は管理者権限が必要ですが、カーネルが一般ユーザーのICMPソケットを許可していれば一般ユーザーでも実行できます。
選択肢ごとの解説
- A誤り。-nは経由するルータのアドレスを名前解決せずに表示するオプションで、送るパケットの種類は変わりません。
- B誤り。-mは調べる最大のホップ数を指定するオプションで、送るパケットの種類は変わりません。
- C正しい。-Iを付けると、UDPの代わりにICMP Echoを使って経路を調べます。
- D誤り。-pはUDP方式で使う宛先ポート番号を指定するオプションで、UDPを使うことに変わりはありません。