LinuCレベル2 システムの保守と運用管理 問33
システムの保守と運用管理/死活監視、リソース監視、運用監視ツールMRTG(Multi Router Traffic Grapher)の説明として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「システムの保守と運用管理」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A監視対象の各ホストに常駐するエージェントで、ログファイルへの書き込みを監視して通知する
- Bネットワークを流れるパケットをキャプチャし、既知の攻撃パターンに一致する通信を記録する
- CSNMPでルーター等から通信量を定期的に取得し、推移をグラフにしたWebページを生成する
- D複数のWebサーバーの応答時間を計測し、遅いサーバーをロードバランサから自動で外す
正解:C
解説
MRTGは、SNMPを使ってルーターやスイッチ等のインタフェースの通信量(カウンタの値)を定期的に取得し、その推移をグラフ画像とHTMLページとして出力するツールです。日・週・月・年といった期間ごとのグラフが自動で作られるため、回線の使用率の把握や増強の判断に使われてきました。通信量以外でも、SNMPで取得できる値であれば同様にグラフ化できます。同じくSNMP等で集めた値をグラフ化するCactiは、RRDtoolを使いWebの画面から管理できるようにしたツールです。
選択肢ごとの解説
- A誤り。MRTGは監視対象にエージェントを常駐させるものではなく、ログ監視を行うツールでもありません。
- B誤り。これはSnort等の侵入検知システム(IDS)の説明です。
- C正しい。MRTGはSNMPで通信量を取得し、推移をグラフにしたWebページを生成します。
- D誤り。MRTGは通信量の記録とグラフ化を行うツールで、ロードバランサを制御する機能はありません。