LinuCレベル2 システムの保守と運用管理 問51
システムの保守と運用管理/死活監視、リソース監視、運用監視ツールWebサーバーに対するpingでの監視では異常が見つからなかったが、利用者から「ページが表示されない」との連絡があった。調べるとhttpdのプロセスは存在するものの、リクエストに応答していなかった。このような障害を検知するための監視として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「システムの保守と運用管理」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A監視サーバーから定期的にHTTPリクエストを送り、ステータスコードと応答時間を確かめる
- B監視サーバーからのpingの送信間隔を短くし、パケットロス率の変化を細かく記録する
- Cpsでhttpdのプロセスが存在するかを定期的に確かめ、見つからなければ通知する
- DSNMPでサーバーのCPU使用率とメモリ使用率を取得し、グラフで推移を確認する
正解:A
解説
pingはホスト(OSのネットワーク機能)が応答するかというシステムの死活しか確かめられず、プロセスの有無の確認でも「存在するが応答しない」状態は検知できません。サービスが実際に利用できるかは、利用者と同じようにHTTPリクエストを送り、期待したステータスコードが一定時間内に返るかを確かめるレスポンス監視で判断します。NagiosやZabbix等の監視ツールには、こうしたWebの監視を行う機能やプラグインが用意されています。
選択肢ごとの解説
- A正しい。HTTPリクエストへの応答(ステータスコードや応答時間)を確かめるレスポンス監視なら、プロセスが存在しても応答しない状態を検知できます。
- B誤り。pingの間隔を短くしても、確かめているのはホストが応答するかどうかです。httpdが応答しない状態は検知できません。
- C誤り。プロセスの存在を確かめる監視も有用ですが、今回はプロセスが存在するのに応答しない状態のため、この方法では検知できません。
- D誤り。CPUやメモリの使用率を見るリソース監視は傾向の把握には役立ちますが、Webサービスが応答しているかどうかは直接確かめられません。