オリジナル問題 LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト試験 問題 問10
高可用性プラットフォームの構築/フェイルオーバークラスタの構築Pacemakerのresource-stickinessパラメータの役割として適切なものはどれか。
出典:オリジナル問題 LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト試験 問題 問10
- ASTONITHによる電源断のタイムアウト時間を設定する
- Bフェイルオーバー後に元のノードが復旧しても、リソースを不必要に元のノードへ戻さないよう、現在稼働しているノードにリソースを留まらせる度合いを調整する
- Cクラスタノード間の通信に使うポート番号を設定する
- Dリソースの起動に失敗した際の再試行回数を設定する
正解:B
解説
resource-stickinessは、あるリソースが現在稼働しているノードにどれだけ「留まりやすいか」を数値で表すパラメータです。値を高く設定すると、フェイルオーバー後に元のノードが復旧しても、わざわざリソースを元のノードへ戻す(フェイルバックする)動作を避け、不要な移動によるサービス中断を抑制できます。
選択肢ごとの解説
- A誤り。STONITHのタイムアウト時間はstonith-timeoutパラメータの役割で、resource-stickinessの役割ではありません。
- B正しい。resource-stickinessはリソースを現在のノードに留まらせる度合いを調整し、不要なフェイルバックを抑制します。
- C誤り。クラスタノード間通信のポート番号はcorosync.conf側の設定であり、resource-stickinessの役割ではありません。
- D誤り。リソース起動失敗時の再試行回数はmigration-thresholdや個別のfailure-timeout等の役割で、resource-stickinessの役割ではありません。