過去問ドリル

LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト 高可用性プラットフォームの構築 問16

高可用性プラットフォームの構築/フェイルオーバークラスタの構築

Pacemakerクラスタで、サービス用の仮想IPアドレス 192.168.10.100/24 を稼働中のノードのNICに付与し、フェイルオーバー時には移動先のノードへ付け替えたい。pcs resource create で指定するリソースエージェントとして適切なものはどれか。

当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリストの出題範囲「高可用性プラットフォームの構築」に対応。実際の試験問題ではありません)

正解:B

解説

ocf:heartbeat:IPaddr2は、仮想IPアドレスをリソースとして管理するリソースエージェントです。例えば「pcs resource create vip ocf:heartbeat:IPaddr2 ip=192.168.10.100 cidr_netmask=24 op monitor interval=30s」のように作成すると、稼働ノードのNICにアドレスが付与されます。フェイルオーバー時には移動先のノードでアドレスが付与され直し、Gratuitous ARPで周囲の機器へ新しい所在が通知されます。ファイルシステムやデータベースのリソースとcolocation・order制約で組み合わせ、同じノードで順番に起動させるのが一般的です。

選択肢ごとの解説

  • A誤り。ocf:heartbeat:Filesystemは共有ディスク等のファイルシステムをマウント・アンマウントするリソースエージェントです。
  • B正しい。IPaddr2は仮想IPアドレスをノードに付与し、フェイルオーバー時に別ノードへ移すリソースエージェントです。
  • C誤り。ocf:heartbeat:pgsqlはPostgreSQLの起動・停止・監視(レプリケーション構成を含む)を行うリソースエージェントです。
  • D誤り。stonith:fence_ipmilanはIPMI経由でノードの電源を操作するフェンスエージェントで、pcs stonith create で使います。
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