LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト 高可用性プラットフォームの構築 問25
高可用性プラットフォームの構築/フェイルオーバークラスタの構築Pacemakerクラスタで、/dev/sdb1 を /srv/shared にマウントし、フェイルオーバー時に自動的に別ノードへ移動させたい。このマウント操作を担当するリソースエージェントとして適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリストの出題範囲「高可用性プラットフォームの構築」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Aocf:heartbeat:pgsql
- Bocf:heartbeat:VirtualDomain
- Cocf:heartbeat:Filesystem
- Docf:heartbeat:IPaddr2
正解:C
解説
ocf:heartbeat:Filesystem はブロックデバイスのマウント・アンマウントを管理するリソースエージェントです。device(デバイスファイル)・directory(マウントポイント)・fstype(ファイルシステムタイプ)などのパラメータを指定して使い、フェイルオーバー時に別ノードで自動的に再マウントします。共有ストレージを使ったHAクラスタでは、IPaddr2(仮想IPの付与)・Filesystem(共有ディスクのマウント)・サービスRA(アプリケーションの起動)を組み合わせて構成します。
選択肢ごとの解説
- A誤り。ocf:heartbeat:pgsqlはPostgreSQLデータベースの起動・停止・状態監視を担うリソースエージェントです。ファイルシステムのマウント管理には使いません。
- B誤り。ocf:heartbeat:VirtualDomainはlibvirtを通じてKVM仮想マシンの起動・停止・マイグレーションを管理するリソースエージェントです。ブロックデバイスのマウントとは役割が異なります。
- C正しい。ocf:heartbeat:FilesystemはPacemakerクラスタでブロックデバイスのマウント・アンマウントを管理するリソースエージェントです。フェイルオーバー時には移動先のノードで自動的にマウントを行います。
- D誤り。ocf:heartbeat:IPaddr2は仮想IPアドレス(VIP)のネットワークインターフェースへの付与と解除を管理するリソースエージェントです。ファイルシステムのマウントとは役割が異なります。