過去問ドリル

LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト 仮想化基盤のネットワークとストレージ 問22

仮想化基盤のネットワークとストレージ/Cephの理解と実装

cephadmを使ってCephクラスタを新規に構築する。まだクラスタが存在しない状態で、1台目のホスト(IPアドレス 192.168.10.11)で最初に実行するコマンドとして適切なものはどれか。

当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリストの出題範囲「仮想化基盤のネットワークとストレージ」に対応。実際の試験問題ではありません)

正解:D

解説

cephadm bootstrapは、新しいCephクラスタを作る最初のコマンドで、実行したホストに最初のMONとMGRをコンテナとして起動し、/etc/ceph/ceph.conf や管理者用のキーリング(ceph.client.admin.keyring)を生成します。--mon-ipには、そのMONが待ち受けるIPアドレスを指定します。クラスタができたあとは、ceph orch host addで他のホストを追加し、ceph orch apply osdでOSDを配置していきます。cephadmはこれらのデーモンをコンテナとして動かし、systemdのユニットで管理します。

選択肢ごとの解説

  • A誤り。ceph orch host addは、既に存在するクラスタのオーケストレーターに管理対象のホストを追加するコマンドです。クラスタが無い状態では使えません。
  • B誤り。ceph orch apply osd --all-available-devicesは、管理下のホストの空きディスクをすべてOSDとして使うよう指示するコマンドで、クラスタ構築後に実行するものです。
  • C誤り。cephadm shellは、cephコマンド等が入ったコンテナのシェルを起動し、既存のクラスタを操作するためのコマンドです。クラスタそのものは作りません。
  • D正しい。cephadm bootstrapで最初のMONとMGRを起動し、設定ファイルと管理者のキーリングを生成して、新しいクラスタを作ります。
LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリストの問題を演習モードで解く