LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト 仮想化基盤のネットワークとストレージ 問13
仮想化基盤のネットワークとストレージ/Cephの理解と実装Cephにおけるデータの配置と冗長化に関する説明として、正しいものをすべて選べ。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリストの出題範囲「仮想化基盤のネットワークとストレージ」に対応。実際の試験問題ではありません)
- ACRUSHアルゴリズムにより、クライアントは中央の索引サーバーに問い合わせずに格納先のOSDを計算で求める
- Bプールのオブジェクトは配置グループ(PG)に割り当てられ、PG単位でOSDへ配置・複製される
- Cレプリカ数(size)はクラスタ全体で1つの値に固定され、プールごとに異なる値は設定できない
- DOSDが1台故障すると、管理者が手動で再複製を指示するまで、そのデータの冗長度は回復しない
正解:A、B
解説
Cephでは、オブジェクトはまずプール内の配置グループ(PG)に割り当てられ、各PGがCRUSHアルゴリズムによって複数のOSDへマッピングされます。クライアントはクラスタマップとCRUSHを使って格納先を自分で計算するため、中央の索引サーバーがボトルネックになりません。レプリカ数(size)や最小稼働数(min_size)はプールごとに設定します。OSDが故障して一定時間後にoutと判定されると、残りのOSDの間で自動的に再複製(リカバリ)が行われ、冗長度が回復します(自己修復)。
選択肢ごとの解説
- A正しい。CRUSHにより、クライアントは格納先のOSDを計算で決められます。
- B正しい。オブジェクトはPGを単位としてOSDへ配置・複製されます。
- C誤り。sizeやmin_sizeはプールごとの設定で、用途に応じてプール単位で変えられます。
- D誤り。故障したOSDがoutと判定されると、Cephは自動的にデータを再複製して冗長度を回復します。