LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト 仮想化基盤のネットワークとストレージ 問12
仮想化基盤のネットワークとストレージ/クラスタ・分散ストレージの理解DRBDのレプリケーションプロトコルのうち、Protocol Cの説明として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリストの出題範囲「仮想化基盤のネットワークとストレージ」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A書き込みをローカルディスクに記録した時点で完了とし、相手ノードへの送信は後から非同期で行う
- B書き込みデータが相手ノードに届き、相手のメモリに受信された時点で書き込みを完了とする
- C書き込みを複数ノードへ分散して格納し、パリティを使ってノード障害時にデータを再構成する
- Dローカルと相手ノードの両方のディスクへの書き込みが完了した時点で、書き込みを完了とする
正解:D
解説
DRBDには、書き込みをいつ完了とみなすかによって3つのプロトコルがあります。Protocol Aは非同期(ローカルディスクへの書き込みと送信バッファへの格納で完了)、Protocol Bはメモリ同期(相手ノードが受信した時点で完了)、Protocol Cは同期(ローカルと相手の両方のディスクに書き込まれた時点で完了)です。Protocol Cはどちらのノードが故障してもデータを失わないため、HAクラスタで最も一般的に使われます。
選択肢ごとの解説
- A誤り。これは非同期レプリケーションのProtocol Aの説明です。
- B誤り。これは相手ノードのメモリへの到達で完了とするProtocol Bの説明です。
- C誤り。DRBDはブロックデバイスをノード間でミラーリングする仕組みで、パリティによる分散格納は行いません。
- D正しい。両ノードのディスクへの書き込み完了をもって完了とする同期レプリケーションがProtocol Cです。