LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト 仮想化基盤のネットワークとストレージ 問24
仮想化基盤のネットワークとストレージ/クラスタ・分散ストレージの理解GFS2(Global File System 2)に関する説明として、正しいものをすべて選べ。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリストの出題範囲「仮想化基盤のネットワークとストレージ」に対応。実際の試験問題ではありません)
- AGFS2は分散ロックマネージャ(DLM)を使って複数ノードが同じブロックデバイスを同時にマウントし、並行アクセスを調整するクラスタファイルシステムである
- BGFS2はDRBDの2-primaryモード上にのみ構築でき、SAN や iSCSI などの共有ブロックデバイスには対応していない
- CGFS2はCorosync/DLMおよびPacemakerと組み合わせて使われることが多く、HAクラスタにおける共有ファイルシステムとして利用される
- DGFS2クラスタにノードを追加する際は、ファイルシステムのジャーナルを増やす作業が不要で、そのままマウントできる
正解:A、C
解説
GFS2 は Red Hat 系で広く使われるクラスタファイルシステムで、DLM(Distributed Lock Manager)を使ってノード間のアクセスを調整します。SAN、iSCSI、NVMe-oF、DRBD の 2-primary モードなど、任意の共有ブロックデバイス上に構築できます。Corosync がクラスタ通信と DLM のトランスポートを担い、Pacemaker でリソース管理します。各ノードはクラッシュリカバリ用のジャーナルを 1 つ持つため、ノードを追加する際は gfs2_jadd コマンドで新しいジャーナルをファイルシステムに追加する必要があります。
選択肢ごとの解説
- A正しい。GFS2 は DLM を使ってノード間のロックを調整することで、複数ノードが同じブロックデバイスを同時にマウント・読み書きできます。
- B誤り。GFS2 は SAN、iSCSI、FC、DRBD の 2-primary モードなど、任意の共有ブロックデバイス上に構築できます。DRBD 専用ではありません。
- C正しい。GFS2 は Corosync/DLM で通信を管理し、Pacemaker でリソースとして登録して HA 構成を組むことが一般的です。
- D誤り。GFS2 ではノードごとに 1 つのジャーナルが必要です。ノードを追加する場合は gfs2_jadd コマンドを使ってジャーナルを追加してからマウントします。