LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト 仮想化基盤の構築 問22
仮想化基盤の構築/仮想マシンの管理とOVFの活用OVFパッケージを構成するファイルに関する説明として、正しいものをすべて選べ。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリストの出題範囲「仮想化基盤の構築」に対応。実際の試験問題ではありません)
- AOVA形式は、OVFパッケージを構成する各ファイルをzip形式で圧縮し、1つにまとめたものである
- B拡張子.ovfのファイルは、仮想ハードウェアの構成やディスクへの参照をXMLで記述した記述子である
- C証明書ファイル(.cert)は、仮想ディスクを暗号化した共通鍵を格納し、インポート時の復号に使われる
- Dマニフェストファイル(.mf)は、パッケージ内の各ファイルのダイジェストを列挙し、改ざんや破損の検出に使われる
正解:B、D
解説
OVFパッケージは、XMLで書かれたOVF記述子(.ovf)、VMDK等の仮想ディスクファイル、任意のマニフェストファイル(.mf)と証明書ファイル(.cert)から構成されます。マニフェストには各ファイルのSHA-256等のダイジェストが記載され、インポート時にファイルの破損や改ざんを検出できます。証明書ファイルはマニフェストに対する署名とX.509証明書を含み、パッケージの作成者を検証するために使われます。これらのファイルをtar形式で1つにまとめたものがOVAです。
選択肢ごとの解説
- A誤り。OVAはOVFパッケージのファイルをtar形式でまとめたもので、zip形式ではありません。
- B正しい。.ovfは仮想マシンのCPU・メモリ・ディスク・ネットワーク等の構成をXMLで記述した記述子です。
- C誤り。証明書ファイルはマニフェストへの署名と証明書を含み、作成者と完全性の検証に使います。ディスクを復号する鍵を格納するものではありません。
- D正しい。マニフェストには各ファイルのダイジェストが列挙され、受け取った側で照合して破損や改ざんを検出できます。