LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト 仮想化基盤の構築 問23
仮想化基盤の構築/仮想化プラットフォームの利用Proxmox VEのクラスタで、ノードpve1上で稼働中の仮想マシン(VMID 101)を、停止させずに別ノードpve2へ移動したい。仮想マシンのディスクはクラスタ共有のCephストレージ上にある。pve1で実行するコマンドとして適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリストの出題範囲「仮想化基盤の構築」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Apct migrate 101 pve2 --restart
- Bqm migrate 101 pve2 --online
- Cqm clone 101 102 --target pve2
- Dpvecm add pve2
正解:B
解説
Proxmox VEの仮想マシン(KVM)はqmコマンドで管理し、qm migrate <VMID> <移動先ノード> で別ノードへ移動します。--online を付けると、稼働中の仮想マシンをライブマイグレーションで停止させずに移動できます。ディスクが共有ストレージ上にあればメモリ内容と実行状態だけを転送すれば済みます。ローカルディスクを使う仮想マシンでは --with-local-disks の指定が必要です。コンテナ(LXC)はpct、クラスタ自体の管理はpvecmと、対象によってコマンドが分かれています。
選択肢ごとの解説
- A誤り。pctはLXCコンテナを管理するコマンドで、pct migrate --restart はコンテナを停止・再起動しながら移動する操作です。仮想マシンには使えません。
- B正しい。qm migrate に --online を付けると、稼働中の仮想マシンをライブマイグレーションで別ノードへ移動できます。
- C誤り。qm clone は仮想マシンの複製を新しいVMIDで作る操作で、元の仮想マシンはpve1に残り、移動にはなりません。
- D誤り。pvecm add は、実行したノードを既存クラスタに参加させるコマンドで、仮想マシンを移動する機能はありません。