過去問ドリル

LinuCレベル4 システムアーキテクト ネットワークとストレージの選定 問13

ネットワークとストレージの選定/拠点内のネットワーキング

物理NICが1つだけのKVMホスト上で動く仮想マシンを、物理ネットワークに既に存在する3つのVLANのいずれかに所属させたい。各仮想マシンは、同じVLANに属する物理サーバーとNATを介さずに同じセグメントで通信し、他のVLANとは分離されている必要がある。構成として最も適切なものはどれか。

当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル4 システムアーキテクトの出題範囲「ネットワークとストレージの選定」に対応。実際の試験問題ではありません)

正解:C

解説

1本の物理リンクで複数のVLANを運ぶには、スイッチのポートをタグ付きのトランクにします。ホスト側ではVLAN IDごとにサブインターフェース(例: eth0.10)を作り、それぞれをLinuxブリッジに収容して、仮想マシンのTAPデバイスを所属VLANのブリッジへ接続します。こうすると仮想マシンは物理のVLANと同じL2セグメントに直接参加し、VLAN間の分離もスイッチと同じ規則で保たれます。NAT型の仮想ネットワークやオーバーレイは、既存の物理VLANへ直接参加させる要件には合いません。

選択肢ごとの解説

  • A誤り。virbr0は既定でNAPTを使う独立したネットワークで、物理VLANへ直接は参加できず、アドレス範囲を分けてもL2の分離にはなりません。
  • B誤り。VXLANはL3網の上に新しいL2セグメントを作る技術で、物理スイッチ上の既存VLANに属するサーバーとは、変換する装置なしには同じセグメントになりません。
  • C正しい。トランクで複数のVLANを受け、VLANごとのサブインターフェースとブリッジに振り分けることで、仮想マシンを所属VLANへ直接参加させられます。
  • D誤り。アクセスポートは1つのVLANをタグなしで扱うため、タグ付きのフレームは通常受け付けられず、ゲスト任せではVLANの分離もホスト側で保証できません。
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