IPA過去問ドリル

令和5年度 春期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問2

マネジメント/サービスマネジメント

JIS Q 20000-1:2020(サービスマネジメントシステム要求事項)によれば,“リスク及び機会への取組み”において,サービスマネジメントシステムの計画を策定するとき,組織は,取り組む必要があるリスク及び機会を決定しなければならない。リスク及び機会を決定する目的として,適切なものはどれか。

出典:令和5年度 春期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問2

正解:イ

解説

JIS Q 20000-1:2020 の箇条 6.1“リスク及び機会への取組み”では,SMS の計画を策定するとき,SMS が意図した成果を達成できるという確信を与えること,望ましくない影響を防止又は低減すること,継続的改善を達成することを目的として,取り組む必要があるリスク及び機会を決定しなければならないと規定しています。したがって,リスク及び機会を決定する目的は,意図した成果の達成に対する確信を得ることにあります。

選択肢ごとの解説

  • 誤り。SMS 及びサービスに必要な資源が利用可能であることを確実にするのは,箇条 5 のリーダーシップや箇条 7.1 の資源に関する要求事項です。
  • 正しい。SMS が意図した成果を達成できるという確信を与えることが,リスク及び機会を決定する目的の一つとして規定されています。
  • 誤り。サービスマネジメント方針と整合する目的を確立するのは,箇条 6.2“サービスマネジメントの目的及びそれを達成するための計画策定”に関する要求事項です。
  • 誤り。設定されたパフォーマンス基準に従ってプロセスを管理することは,プロセスの運用やガバナンスに関する要求事項であって,リスク及び機会を決定する目的ではありません。
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