令和7年度 春期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問5
マネジメント/サービスマネジメントJIS Q 20000-1:2020(サービスマネジメントシステム要求事項)によれば,“リスク及び機会への取組み”において,サービスマネジメントシステムの計画を策定するとき,組織は,取り組む必要があるリスク及び機会を決定しなければならない。リスク及び機会を決定する目的として,適切なものはどれか。
出典:令和7年度 春期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問5
- アサービスマネジメントシステム及びサービスに必要な資源が利用可能であることを確実にする。
- イサービスマネジメントシステムが,その意図した成果を達成できるという確信を与える。
- ウサービスマネジメント方針と整合するサービスマネジメントの目的を確立する。
- エ設定されたパフォーマンス基準に従ってプロセスの管理を実施する。
正解:イ
解説
JIS Q 20000-1:2020の箇条6.1“リスク及び機会への取組み”では,SMSが意図した成果を達成できるという確信を与えること,望ましくない影響を防止又は低減すること,継続的改善を達成することを目的として,取り組む必要があるリスク及び機会を決定しなければならないと規定しています。
選択肢ごとの解説
- ア誤り。SMS及びサービスに必要な資源が利用可能であることを確実にするのは,リーダーシップや資源に関する要求事項です。
- イ正しい。SMSが,その意図した成果を達成できるという確信を与えることが,リスク及び機会を決定する目的の一つです。
- ウ誤り。サービスマネジメント方針と整合する目的を確立するのは,箇条6.2の要求事項です。
- エ誤り。設定されたパフォーマンス基準に従ってプロセスを管理することは,プロセスの運用に関する事項であり,リスク及び機会を決定する目的ではありません。