SOA-C03:AWS Certified CloudOps Engineer - Associate 信頼性と事業継続性 問9
信頼性と事業継続性/バックアップとリストア戦略の実装Amazon S3 に保存している重要なオブジェクトが、誤った上書きや削除で失われることを防ぎ、以前の状態へ復元できるようにしたいと考えています。最も適切なのはどれですか。
当サイトのオリジナル問題(SOA-C03:AWS Certified CloudOps Engineer - Associateの出題範囲「信頼性と事業継続性」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Aバケットを定期的に作り直して古いデータを消す
- Bオブジェクトごとに手作業でコピーを別名保存する
- Cストレージクラスを低頻度アクセス(Standard-IA)に変更すれば誤削除を防げる
- Dバケットでバージョニングを有効化し(必要に応じて MFA Delete も設定し)、上書き・削除されても以前のバージョンから復元できるようにする
正解:D
解説
Amazon S3 のバージョニングを有効化すると、オブジェクトが上書き・削除されても以前のバージョンが保持され、任意のバージョンへ復元できます。削除時は削除マーカーが付くだけで実体は残ります。さらに MFA Delete を設定すると、バージョンの完全削除に多要素認証を要求でき、誤削除・不正削除への耐性が高まります。
下線の用語は 用語集 で意味を確認できます。
選択肢ごとの解説
- A誤り。バケットの作り直しはむしろデータを失う行為で、復元の仕組みになりません。
- B誤り。手作業の別名コピーは抜け漏れが起きやすく、体系的な復元手段になりません。
- C誤り。Standard-IA はコスト最適化のためのストレージクラスで、誤削除を防ぐ機能ではありません。
- D正しい。バージョニング(+必要に応じて MFA Delete)で、上書き・削除されても以前のバージョンから復元できます。